バンコクの病院で腸内洗浄に行ってきた体験談です。
この記事は内容上あまり綺麗な話ではないので、そういうのが苦手な方はご了承ください。

IMG_1961

まず始めに、私は今まで一度も腸内洗浄をしたことはありません。
「腸内洗浄に興味あるけど…」という人が意外に多く感じます。しかし、実際に挑戦するのにはなかなか勇気がいるものだと思います。
現に私もやってみたいと思いつつ割と長く悩みました。理由はやはり想像がつかない、どんな感覚か分からないので不安、万が一事故的なものがあったらどうしよう…なんてググった結果を元にビビっていたからです。とはいえ色々情報収集してみても、腸内洗浄のメリット・デメリットはほぼ同じ意見が得られました。
メリットとしてはやはり宿便や溜まっているガスその他諸々強制的に洗い流すことによってさっぱりリセットさせられる事。病院の説明によれば胃腸の調子が良くなる事により大腸ガンの予防、ニキビなど吹き出物の改善、溜まった便やガスからの毒素が減るので偏頭痛を引き起こしにくくする効果もある、とありました。
私は子供の頃から偏頭痛持ちなので、酷い時は脳神経科へ行って診察を受けることがあります。簡単に言ってしまえば偏頭痛は匂いや光、その他様々な五感や気候、疲れやストレスなど多くの要因から脳の血管が広がり頭痛を引き起こすので、いわば生まれつきなりやすい人とそう出ない人がいるようです。そして原因が血管の拡張により起こる頭痛のため、根本的な治療法のない頭痛です。薬の服用での予防はある程度可能ですが、特効薬は無いため頭痛が始まるともう手遅れです。症状が酷い時は仕事を休んで寝るしか治療法はありません。そのため日頃から頭痛の原因を避けて体調コントロールを心がける以外ありません。
というわけで腸内環境を改善する事が間接的に偏頭痛予防に効果があるのであればありがたいですよね。そもそも人の腸内には善玉菌と悪玉菌の両方が存在し、それを洗い流すということは全ての菌のコロニーをリセットしてしまうので、そこから腸内環境を再び構築して整える必要があります。つまりこれがよく言われる腸内洗浄のデメリットになります。
頻繁に洗いすぎると良い菌もその都度流れていってしまうので、たまに洗うことは構わないが習慣にするのは良くないという事です。他にも自力で排便する力が弱まる可能性もあるので、医師的にはせいぜい年に2~4回くらいが身体に悪影響がないであろう、と言われているようです。
そしてどういった場所で腸内洗浄を受けるかというと、病院やクリニックなど様々な場所があり個人の好みもあるのでなんとも言えませんが、私は美容整形その他諸々でも有名なヤンヒー病院でトライする事にしました。

50204D9C-3318-4293-B339-FB0D79B1E3E0
腸内洗浄一式セット

ちなみにこのヤンヒー病院では腸内洗浄の外国人とタイ人向け料金があります。つまり外国人も含め多くの人が訪れるので、受付で「デトックス」と言えばすぐに意味が分かって手続きしてくれます。そして料金は一回あたり、タイ人が900バーツで外国人が1,000バーツです。たった100バーツの違い…とはいえ住んでいる外国人にしたら明確な理由なく上乗せされたらやはり気分的に嫌ですよね。これは様々な観光地や施設でもよく見られますが、外国人でもワークパーミットやタイの運転免許証があるとタイ人料金になることが多いです。
そこで事前に電話で問い合わせした際に、外国人ですが永住者カードがありタイ語での受診も可能な場合タイ人料金になりますか?と聞いたところ「そういう場合の判断は電話では難しいので、初診の場合は受付でIDカードを忘れた、といって病院の診察カードを申込んで下さい。その際に担当者が問題ないと判断すればタイ人向け料金になると思います」と言われました。
「忘れた」というようにとは、おそらく最初に外国人と分かると問答無用でその料金にされる可能性があるので担当者の判断を仰ぐため、ということでしょう。
外国人料金を定める理由は様々でしょうが、病院は生命に関わる場所なので言葉での意思疎通がスムーズにいかないことは病院側の負担も大きくなると思います。例えば外国人観光客の場合、殆どの場合は通訳が必要になるので人件費や手間賃といったところかもしれません。しかしタイには外国籍のタイ人やハーフでタイ国籍ではないけどタイ語でのやり取りに支障がない人たちも多くいるので、実際には受付での受け答えで判断される、というような曖昧な回答でした。
ちなみにヤンヒー病院の腸内洗浄は1回から数回分のパッケージもあります。

FullSizeRender

私はこのために初めてこの病院を訪れましたが、ここは治療する病院というよりも身体の健康ケアや美容を大きく推しているクリニックの面がかなり大きいと感じました。例えば性転換手術でも昔からこの病院の名前が最初に上がりますし、美容に関してはまずここに行く人が多いかもしれませんね。
そして受付でアドバイス通りに「IDカードを忘れた」で申し込み、個人情報も全てタイ語で記入、国籍も聞かれたので日本と答えました。その結果、すんなり通常のタイ人料金になりました。とりあえず身分上では嘘はついていないので、やはり語学の問題での上乗せ料金かな?と思いました。
タイ語話せようがなんだろうが国籍がタイじゃなきゃ外国人料金なんだよ!という融通が利かない感じにはなりませんでした。
そして診察カードを作ってもらうと次はデトックスの施設がある7階に案内され、簡単な問診と血圧を測ります。お医者さんからは「初めての人は1回目の洗浄後から2週間おきにもう2回、つまり合計3回を6週間の間にすることが良い。そうしないと腸内を完全にリセット出来ない。」と勧められます。もちろんそれが本当なのか回数稼ぎなのかは素人の私にはわかりませんが…
E85DCD1B-A6EA-42A5-8761-BA2BF455813B

しかし過去にどこかしらで腸内洗浄を行なったことがある人は、3~6ヶ月に1度行うと良いと言われます。正直2週間毎に大腸を洗われてどうなるのかはよく分かりませんが、一応効果が知りたいので素直に6月から7月にかけて3回の洗浄を済ませてきました。
まず1回目は通常の透明な液体での洗浄ですが、2回目以降はそこにコーヒーの原液みたいのを混ぜての洗浄になります。
まずは個室に入ってガウンに着替える、専用の台に仰向けに乗り待機、看護師が来てワセリン塗ったチューブを入れる、この際手馴れていてほぼノールックなのでそんなに恥ずかしくはないかな?とは思います。まあ若干は恥ずかしいのですが。
その後洗浄装置を作動させて40分くらいかけて温水を流し込んでいく、という流れです。

35B3666A-4662-49BF-844B-4E6244388311
個室の様子。窓のない部屋もあります。

ちなみに液体を腸に送り込む透明なチューブは挿入時も特に痛みなどはありません。当然違和感は感じますがすぐ慣れます。その後液体が流し込まれると即座に便意を感じますが「便意を限界まで我慢してから思いっきり出してください」と指示されます。そして出す際は恥ずかしがったり遠慮せずに、思いっきり力んで出すようにと指示されます。やってみれば分かりますが、勢いよく一気に出さないと腸内の色々なモノがうまく出ないから、ということのようです…。ちなみに腸内から出されたものは台の横にある透明な排水管を通るので、普通にコロコロ流れていくのが見えます。
そして洗浄スタート後に特に問題なければ看護師さんは早々に部屋から出て行きます。ちなみに腸内洗浄は25Lの液体を使用して行われ、この水が無くなるまで「我慢して出す」の繰り返しでどんどん腸の奥まで届いて洗えるようにするとのことです。
大体半分過ぎの残り10Lになったら一旦水を止めてナースコールのボタン押して呼ぶように、と言われます。来てもらうのはお腹をさすってマッサージしてもらうためですが、洗浄中に自分でもさすったりしてると効果があるように感じます。
ちなみに便意を我慢→思いっきり出すの繰り返しをして忙しく過ごしますので、40分くらいがあっという間に感じます。そして個室にはTVもあるので洗浄中は無音状態ではありません。
基本、便意以外は特に何もないのですが常に我慢してる状態なので、スマホとか弄る余裕は無かったです。まあこれは人によるかもですが…。
1回目は緊張しましたが「こういうものなのか…」と思いながら終えました。
そして2回目はなんとなくコツみたいなものが掴めてきました。
3回目はチューブがきちんと入っていなかったのか、水漏れがあり途中でチューブを交換するというトラブルはありましたが、交換後はしっかり洗われて色々出てきました。よく腸内洗浄をすると体重が減るとも言われていますが、排泄物等が出てくるという意味で落ちるのは洗浄直後だけかと思います。
ちなみに個室内にはシャワーとトイレがあるので、洗浄後はシャワーで洗ってさっぱりして終われます。終了後も若干水分が腸内に残るので、急がずにトイレでキッチリ出し切った方が良いです。
そして毎回洗浄を終えて思うこと
気分スッキリでご飯が美味しい!!です。

やはり腸内のガスや汚れが大量に出ますから胃腸がスッキリして食欲が湧いてきます。そのせいか、結果的に腸内洗浄3回終了後は1キロほど体重が増えました。

というわけで腸内洗浄は実際に体験してみると
・思ったより何ともない(恐ろしいことや痛みはなかった)
・大腸の不純物やガスがなくなると胃の状態も改善する。
・爽快感はある。

宿便というのはなければもちろんいいのでしょうが、医学的には腸内洗浄が大きく何かの助けになることはほぼない、という話も聞いた事があります。ですから悩んでいる人に関しては単純にやってみたいかどうかで決めるのが良いと思います。ただ掃除とか好きなタイプの人は自分の腸内が洗われて色々出てくる様子見るのがクセになる気がします。
ちなみに今のところヤンヒー病院以外のクリニック等では試してみようとは思っていません。やはり身体の一部を弄るということで(特に腸内だし)こういったことは病院でするのが一番かな、と考えています。特殊な施設が必要になためどの病院でも可能ではありませんが、待合室にいるとこのためだけに訪れる人は多い感じなので、今後他の病院も同じようにサービスを始める可能性もあるかも?しれません。
ということで一回でもいいから試しにやって見たい、という方は恥ずかしがらずに是非トライしてみて下さい。

ヤンヒー病院はこちら↓↓↓